苦手なことほど『戦略』の見せどころ

「運も実力のうち」と言われますが、それを実感することがありましたので、書かせていただきます。
苦手な分野の仕事で、普段使わない検査機器を使用するやり方を他の人に見せて説明するというものがありました。
実は前もって、リハーサルもしていたのですがいざ本番となると、緊張するものです。
そのため、事前にいくつかの『策』を練り、実行してみました
その方法は、
  1. 得意分野のアイテムの検査方法の説明を先に行うことにより、緊張をほぐしながら、「本番」に向けてのウォーミングアップをはかる
  2. 『本番』の検査機器を用いた説明時は、相手の知識やスキル、そして経験を聞き出し、それに応じて、必要最低限の説明を小出しに行なう。
  3. 時間の配分を考慮し、数品目の説明を行なわないといけないことを逆用し、『本番』の説明は、真ん中あたりにもってくる。そうすることで、その説明に要するペースをコントロールする。
というものでした。
結局は「やったもの勝ち」、「動いた分だけどんな形であれ、必ず『結果』は後からついてくる」のです。
ともかくやってみると予想以上に上手くゆき、当初覚悟していたよりもストレスフリーで済ませることができました。
これも一つの『戦略』として、実力不足を補えた例になりますでしょうか。
ただし、相手の人の性格や行動パターンなどの情報を事前に入手し、分析しておくことが重要ですね。
まさに「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」今回の結果もしっかり記録しておき、次回からの参考例としてストックしておきます。
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