ポイントカードの読み取り方について

今日は昨日「売り切れ」で買えなかった団子を買った際に感じたことについてです。
以前は特に何も考えずに食べたいものを、食べたい時に買っていましたが、最近「主婦視点」あるいは「マーケッター視点」で見ることが多くなりました。
特にコストパフォーマンスと競合となる周囲の店舗との差別化などについてを注意深く観察しています。
昨日夕食を食べた大型ショッピングモール内の団子屋で、みたらし団子類を買おうとしたら、売り切れでしたので、今日あらためて、買いに行き、無事買うことができました。団子屋や言えば、以前は関西圏では名の通ったチェーン店で買っていたのですが、最近は閉店が続いたため、そこでは買えなくなっていました。
今回団子を買ったお店は、グランドオープンして、ちょうど10日経ったショッピングモール内で、他の飲食店や洋菓子店なども集中しているテナントということもあるせいか、お客も多く、売上も好調という感じでした。
まだ全てのメニューを見たわけではないのですが、その種類も豊富で1本70円(税別)〜の価格設定です。
今回は、ベーシックのみたらし団子5本と桶だんご(みたらし)という品1個を買いました。その際に同モール内の専門店共通のポイントカードの提示を求められたのですが、今までのカードのように店員に預けポイントを加算してもらうタイプではなく、IC定期券や電子マネーのように読み取り機械のセンサー部にタッチして認識させるタイプのものでした。
これも店員による作業の省略化の一つで、わずかながらでも人件費の節約になるのかな?と考えながら、タッチしてポイント加算のレシートももらいました。
ふと、ここで思ったのは、今までのタイプに慣れている、お年を召した方たちにとっては、戸惑いを生じさせるのでは?
ということでした。
特に団子という和菓子を買いに来る方は年配の方が多く、些細なことでも煩わしく感じた時は、おのずと足が遠のき、他の店に行くのでは?などとも。
省略化や簡便化もターゲットとする顧客の年齢層によっては、かえって売上アップのさまたげになる場合もあるのでは?と考えさせられました。(全ての年代の顧客にマッチしたものを作るのは、最初から無理なのかもしれませんが)
f:id:pockkun:20141026231943j:plain