次善の策を用意しておくと、余裕が持てる

月末の日曜日の今日は、たまっていた所用を済ませることに専念していました。
比較的順調に進んでいたのですが、電車での移動する時に、その沿線が人身事故で運行見合わせになり、運行再開のめどがたっていない状況に遭遇しました。
こういったことは、何度か遭遇していますので、「次善の策」をとることにしました。
ちょうどお昼時で自宅に帰ってから昼食をとる予定にしておりましたが、ホームにあった立ち食いそば店で手早く済ませることに。
その間も駅のアナウンスに聞き耳をたてるなどして、運行再開するかどうか様子を見ていましたが、まだ動く様子はありません。
幸い定期券の適用範囲でしたので、一旦改札から出て、たまに行く最寄りのカフェで今日買ったばかりの本(添付写真のものです)を読み1時間ほど過ごした後、駅に戻ったところ、ようやく運行も再開していました。
実はこの本を買うために、その駅まで電車で来たのですが、それがきっかけになったかたちで、列車の運行見合わせに遭遇したり、さらにはその本自体が、運行再開までの時間をつなぐことに一役かった形になったわけです。
このように、何がきっかけになり、何が結果に結びつくか、ことが起こり、それが終わるまでは全く予想がつかないわけです。
実はこの本の内容もそれに関わる箇所がありまして、一種の「偶然の一致」を感じずにはいられませんでした。
いずれにせよ、こういった予想外の状況に直面した場合は、必ず周囲の様子をよく観察し、その場で行える「次善の策」をとることで、余裕ができると思います。それも一つではなく、二つ、三つ用意しておけば余裕を持てて、余計なストレスを感じなくてすみます。
例えば、帰りの交通手段も電車にこだわらず、
  • バスを使う
  • タクシーを使う
などその時の緊急度などで使い分ければ良いですから。ただ普段から、
「これしかない」
と思い込んでいたりして、頭が固くなっていると、簡単なことでも、気がつかなかったり、見落とすことが多くなりがちです。
「この方法が使えなくても、あの方法もあるし、さらに他の方法もある」
というように、頭を柔らかくして、次善の策はいくらでもあることを忘れないようにしたいですね。
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