反省と内省の使い分けで、ほどよいモチベーションを

今回は仕事や勉強、またはボランティア活動でのモチベーションをほどよく維持する私なりの方法の紹介です。
何事もそうですが、こちらの計画したとおりに上手くいくことは、なかなかないですよね。特に第三者が関わることや自分にとって「アウェー」である場所などでは。

こういった「外的要因」を自分に好ましいものにするのは、なかなか難しいですが、自分の感情や考え方などの「内的要因」をコントロールすることは比較的容易かと思います。

私が実践している方法の一つに、「反省と内省の使い分け」があります。
ご存知のとおり、『反省』はおもに「できなかったこと」や「失敗したこと」などネガティヴな結果を振り返ることがほとんどです。必ずしも一概に言えませんが、人の心は、意識すればするほど、それにとらわれる傾向があります。
つまり、反省により、マイナスな点ばかりが、深く刻まれる恐れがあるわけです。
一方で、できたことや上手くいったことを振り返る『内省』は、ポジティブなことを改めて認識するのに最適です。
ただし、この内省だけでは、自分が置かれている状況などを客観的に見ることができない可能性もあります。
そこでその両方を次のように組み合わせて使い分けています。
まず反省から
  1. できなかったことや失敗したことをリストアップします。実際仕事については必ずA6サイズのノートに簡単な過剰書きやキーワードで、項目と関係者、経過または結果を「記録」することを徹底しています。この時点で上手くいかなかったものは、△や×のマークをつけておきます。
  2. 次にそのことから学んだ改善すべき点を→マークを付けて記入します。
  3. 次回チャレンジする時にその改善策を試し、その結果も記録します。
こうすることで、反省材料をもとに「改善マニュアル」ができあがるわけです。さらに意識もネガティヴモードからポジティブモードへ変換させることにもなりますので、一石二鳥です。
次に内省を
仕事に限らず、何事も「できて当たり前」で、「結果がすべて」「いかに生産性を上げるか」のみに注目される傾向がありますが、そのため普通にできていることが軽視されがちですが、ここにポイントが隠されています。他の人が見ない「過程」にこそ、さらに良い結果を生み出すヒントが隠されています。
  • 方法が良かったのか
  • 第三者の協力があったからか
  • タイミングが良かったのか
  • さらなる改善策があるのでは
などを分析し、そのノウハウを明確化することで、完全に自分のモノにすることができます。
両方をつなげて三段階活用に
反省から始めて、内省に移り、さらに次回の実践に備えることを、たとえて言えば、「ホップ、ステップ、ジャンプ!」になるでしょうか。
さらなる飛躍の方法の一つとして、これからも活用したいと思います。
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