上手くできなくても、めげない・・・何事も考え方次第

今日から4日連続のフォークリフトの講習会を受講することになり、1日目は走行全般の基礎練習です。スラローム走行やバックでの走行、そして最終試験のコース走行などです。受講生は4人のみ。
通常は10名定員なので、時間も2.5倍たっぷりの実習を受けることができました。直接確認したわけではないのですが、私を除く他3名は、20代、30代、40代各1名のようでした。
講師の先生も言っていたとおり、若い人ほど覚えるのが早く、20代の人、30代の順で、難なく基本的な運転技能をマスターしていました。
なお、残りの40代とおぼしき人も、他の2人も大きな差はなく、しばらくすると同じレベルに達していました。
一方で、私自身はと言うと講師の先生から、「あがり症?頭の中が真っ白になったりしてる?」と言われるほど、指導及び注意の回数がダントツ一番の『劣等生』になっていました。
自分自身では、教わったとおりにしているつもりでも、そのとおりに手足を動かせてないようです。まさに「知ると行うとでは、大違い」の状態に気持ちばかり焦る中、救いになったのは二度ほど、説明のために姿を見せた、同講習場の所長の「安全、確実の後にスピードがついてくる。スピードの後に安全、確実はついてこない」という言葉でした。
その他に「技能試験の技能の上手さではなく、確実に安全運転のためのチェックが行なえいるか否かである」「上手く行かないと思ったら、何度でもブレーキを踏んで停止し、落ち着いて切り返すなどをすればよい。焦る必要はまったくない」という言葉も。
それらを聞いてから、気持ちも落ち着いて、一つひとつの操作を丁寧に行うことを心がけました。その点では、他の三人に勝るとも劣らない静かな運転操作を行うことができたと思います。
よくよく考えてみれば、車の運転についても、免許証をとりたての頃は、危なっかしい運転でしたが、経験を重ねて行けば、それなりに習熟してゆくわけです。
父がよく言っていた「慣れてしまえば、車の運転は自転車に乗るより簡単に感じる」も自信を取り戻すのに一役かってくれました。
残り3日ありますが、焦らずに、落ち着いて実習に励みます。
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