メモを使ったイメージトレーニング

フォークリフト技能講習の実技2日目は、計6名のチームで受けることになりました。そのうち2人(21歳と32歳)は実技3日目で実技試験を受けられます。
わずか1日の違いですが、やはり運転技能の差を感じます。
そこで、その2人の運転しているところをじっくり観させていただきました。講師の影のように、操作しているフォークリフトのすぐそばまで、ただし邪魔にならないところに行きます。そこで、
  • ハンドルの切り方やアクセル、ブレーキの踏み加減と走行前、走行中の安全確認
  • コースを曲がる時に、どのあたりにまで車体を寄せるか(通常の車の逆で、後輪が回りますので、外輪差があります)
  • パレットにフォークを差し込む時のレバーの操作の仕方
などに注目させていただきました。そして、その様子を控えスペースのイスに座りながら、手足を使って再現してみるのです。
他のメンバーの3人(24、25、34歳)が乗る時も同じように、彼らの運転する様子を観て、イスの上でマネしてました。
受講生では最年長の47歳の私ですがが、上達のためにはなりふり構わない気持ちで食い入るように他のメンバーの優れた技能を見つめます。
いざ自分の順番になって、それらを実践してみました。
当然、上手くマネすることができたものと、そできなかったものがあります。
そこで次に行ったのは、上手くできなかったことをできたことに仮定して、その内容をメモ用紙に書きとめます。
そして、それを小さな声で音読、または黙読して、それができた状態をイメージしてみます。
そして、次の本番に臨むと、前回よりも上手くできるようになるのです。

すでに一般的に確立されている方法かと思いますが、この
  1. メモを書いた内容を暗唱する
  2. それが実行できている姿をイメージする
  3. 本番に臨む
というこのやり方は、脳と身体にあることを実行するための『プログラミング』を行なうのに適切ではないかと思った次第です。
今後もいろいろな場面で試してみます。
f:id:pockkun:20141208220817j:plain