新しさの影には、古いものの淘汰が

昨日の土曜日は前から気になっていた、甘味処に、そして今日日曜日は先週オープンしたばかりの激安食品スーパーに行ってきました。
やはり実際に中に入ってみないと、メニューや品揃え、そして店員やスタッフのサービスの質、客層も分かりません。
特に後者の店はオープン第2弾セールといこともあり、お客も非常に多く、レジを済ませた後の袋詰めを行うスペースも空くのを待たなければいけないほどでした。
このスーパーだけでなく、大型紳士服店、自転車チェーン店や自動車メーカー直営販売・整備店など、去年の10月に新駅に直結オープンした大型ショッピングモール周辺に次々と商業施設ができました。
それだけでなく、分譲マンションも次々と建設されており、地域の活性化には目を見張るものがあります。
ただ、その反面、もう一方の私鉄の駅周辺の地域がその影響を受けており、新ショッピングモールと同じ系列のスーパーは「選択と集中」の戦略によるものか、来月5月に閉店することになり、その周辺の古くからの商業施設も苦戦を強いられているように見えます。
結局は、「決まった範囲の中でのパイの取り合い」ですので、一方が潤えば、もう一方がその逆の状態になる、というのは致し方ないとは言え、複雑な心境になります。
小規模の弱者が生き残る道を模索する、いや模索しなければならない状況は、一般家庭でも必須課題となり、少しでも早く手を打つか否かが、その成否を分ける、『大きな差』になるだろうと思うのでした。
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