ブログとアイテム日記は知的生産の有効アイテム
今回は、公開している日記である、このブログ「pockkunの日記」と非公開の「アナログ日記」を見比べることによる『面白い発見』について書かせていただきます。
もともと、このブログは、アナログ日記の一部を抽出したもので、次のような項目の中から、ポジティブな内容のものを選んでいる傾向があります。
- 他者とのコミュニケーションで気づいたこと
- 日常生活で発見したこと
- 前ぶれもなく、突然思いついたアイデア
その一方で、アナログ日記には、ネガティブまたは、あまり好ましくないことを含む、第三者と共有するに相応しくない内容のものや、自分自身にとってのみ有益な情報の類いを残すようにしています。
イメージにたとえるなら、「水面に浮かぶ氷山の一角がブログで、水面下にある氷山の大部分がアナログ日記」です。
この水面にあたる部分が、フィルターというべき、私自身の判断基準であり、その分別行為がキュレーション(情報の取捨選択と編集)になっています。
しばらくしてから、それぞれの内容を振り返ると、
- 自分自身の価値観や行動パターンが客観視でき、「強み」と「弱み」などを分析できる
- 目標」までの到達度や方向修正の必要度がわかる
という『内的要因』の把握、そして、
- 周囲の状況や環境の変化
- 所属する組織の人員や体制変更
などと言った『外的要因』による影響を日々どのぐらい受けているのかがわかります。
また、ブログとアナログ日記を書いたときは気づかなかったり、理解できなかったことが、時間をおいて見直すことで、突然わかることもあり、その時直面している課題解決のヒントになる場合も少なくありません。
これなどは、無意識(潜在意識)における情報や知識のキュレーション、『発酵効果』ではと考えたりします。
こういった「比較」及び「振り返り」を上手く使い分けることで、知的生産の有益なツールとして活用できる、ブログとアナログ日記の二つはこれからも必須アイテムとなりそうです。