とっさの『対応力』でチャンスを逃さない

今日の仕事帰り、通勤に使っている電車が、並行して走っている私鉄電車の人身事故のため、振替輸送のためいつもに増して、混んでいました。
最寄り駅で降りる乗客数もいつもの倍近くで、その約半分は駅員のいる改札窓口に振替輸送票を提示して出る人たちのようです。
その駅のロータリーにはタクシー会社が併設しており、いつもは客待ちのタクシーが並んでいるのですが、1台も停まっておらず、乗場には10名以上の人が並んで待っていました。
その中には「待ってても来ないから、少し遠いけど歩くしかないな…」と言って歩き出すグループの方もいるほどです。
この光景を見て、気づいたのですが、「振替輸送の行われている沿線の各駅は近距離客に限定されるかもしれないが、タクシーの利用率が高くなるのでは?」という仮説です。
実際にタクシー業界では当たり前のことかもしれませんが、私にとっては、大きな発見でした。
このような状況を十二分に活かすには、
  • 常日頃の情報収集による予想力
  • 素早い行動力
  • 効率的に点と点を結ぶ計算力
の三つが必要で、それらを普段からトレーニングしておけば、不測の事態をチャンスに変えることもできると思われます。
また、一つの出来事を多面的に捉える視点がポイントになりそうです。
体験したことや、思いついたことを自分自身が使える「実用レベル」に変換することを心がけたいと思います。
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