第三者の経験を自らの『知恵』に変換する

今日は他者の経験を自分のそれのように意識して活用する方法の一例です。
ある人が忘年会に向かう途中に財布を落としてしまったことに、お店で会費を支払うときまで気づかなかったという話を聞く機会がありました。途中でタクシーの支払いまでは済ませていたので、それから後に落としたと思われるとのことです。
その財布には、現金の他に
  1. 免許証
  2. 保険証
  3. 銀行のキャッシュカード
  4. クレジットカード
  5. 各種ポイントカード
など入れていたとのことで、ほとんど「オールインワン」状態でした。
本人いわく、タクシーの降車時に車内に落とした可能性もあったのだが、そのタクシー会社名を憶えていないとのことでした。また今回の反省点として、
  1. タクシーに乗ったときは必ず領収書をもらうようにする
  2. 財布の中に入れる現金もその日に使う予定の金額にし(不足した場合はキャッシュカードで引き出す)、カード類もその日に使う予定のものだけに厳選する
  3. 万が一のため、予備のお金をカバンのポケットなどに入れておく
と言われていました。
それを聞いて、なるほど、と思うのとともに、他にも「リスクヘッジ」として考えられるものを私自身もいくつか考えてみました。例えば、
  • 海外旅行などに使う、身体に付けるタイプのパスポートなどの貴重品入れに予備の財布を入れておく
  • ICカードにある程度の電子マネーをチャージしておく
  • カード類はカードケースに入れておくなどして、現金を入れる財布と分けておく
などです(最初のは少しオーバーかもしれませんが…(苦笑))
「人のふり見て我がふり直せ」という言葉がありますが、それに加えて、「その人が経験したことと同じような状況になったとき、自分ならどうするか?」と考えて、自分なりに頭の中でシュミレーションをすることで、実際に経験したかのように、そこから教訓や他の問題にも応用できるヒントを得ることもできます。
そういったことを意識して他の人の経験を自分の『知恵』に変えることを心がけています。
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