一度経験すると二度目が楽に

今日の帰りの電車での出来事です。
通勤電車は朝は同じ時間のものに乗っており、早朝ということもあって必ず座れるのですが、帰りは違う時間になることがほとんどです。
電車の中で吊革もつかめないほど混んでいるときは、iPhoneも触らず、本も読まず、揺れの激しさにそなえて、足腰だけてバランスを取るのに集中しています。吊革をつかめたときは、その手の小指から中指だけで握り、両足は踵を少し浮かせて、上足底に体重を預けて立つ姿勢を保ちます。これらが結構いい運動になりまして、電車を降りるときには太もも、またはふくらはぎに軽い筋肉疲労を感じるほどです。
その一方で、乗り降りされる人たちの邪魔にならないように周りの状況に注意を払っています。(当たり前と言えば、当たり前なのですが、残念ながらスマホや友人たちとの会話に夢中になったりして、できていない人も多く見かけます…)
そうしたこともあってか、何度か落し物をされている人を見つけて、それを指摘したり、その人がそのまま降りてしまった場合は、その後を追って途中下車することもありました。
今日も向かいに座っていた小学生高学年と思われる子どもが落としていったと思われる定期入れとおぼしきものを拾いました。
その子は母親と思われる人と一駅前で降りていったのですが、気づいたのは彼らが降りた後でしたので、ターミナル駅の窓口に預けることにしました。
以前も網棚に置き忘れられていた、上着を届けたこともありましたので、駅員の方から質問される内容は覚えていました。
それは、
「どの駅のあたりで、どの時間の何番線(何線)の電車で拾ったか?」
ということです。その時は、正確な時間を覚えていなくったので、時計を見てそれからさかのぼって答えたのですが、今回は二度目もあって、ターミナル駅何時発着かは電光表示板で確認していましたので、バッチリでした。
小さなことですが、このようなことも過去のケースを記録しておくことで、経験値として役に立つことを実感しました。
今後も普段と少し異なる経験の記録を続けることにします。
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