身につけたスキルを『本物』にする
今まで身につけた知識やスキルを十分に活かしきれていないことはないですか?
私自身の一例で恐縮ですが、「英語」がまさにそうです。
長年勉強を続け、仕事でも必須のツールである英語ですが、リーディングのライティングはそれなりに身につけたものの、ヒアリングとスピーキングという言葉としての基本中の基本スキルが弱いことを実感しています。
20年前に旅行で行ったシンガポールでバスの乗り継ぎ方について、乗り場の職員の人に何度質問しても通じなかったのに、メモに書いて見せたところ簡単に伝わったという苦い経験があります。これなど、単語やフレーズを正確な発音やイントネーションをマスターしないまま「我流」で憶えてしまった結果のひとつと思っています。
今でもネイティブの方、非ネイティヴの方(ただし英語を第二言語としている人)と直接顔を合わせる時は何とかコミニケーションがとれるのですが、電話で話すとなかなか相手の言うことが聞き取れなかったり、こちらの伝えたいことが伝わらなかったりすることが少なくありません。
よく言われるように、「発音できない言葉は聞き取れない」のです。
そこで一念発起して、「正しい発音」をマスターすることにしました。とは言うものの、闇雲にやればよいというものではありません。
これまで視覚(リーディング)と触覚(ライティング)を中心にして、憶えてきたボキャブラリー(語彙)を聴覚(ヒアリング)とアウトプット(スピーキング)による裏付けを加えて、完全にモノにするイメージで進めてゆこうと考えています。
そのためのツールとして、
- 動画サイトやSNS
- CDなど各種音声データ
- 携帯オーディオプレーヤー
- 専用ノート
を最大限に活用することにしました。
特に発音や聴き取りのコツを中心にした内容の「教材」としてこの四つのツールを使い分けるのです。
またその方法もこれまでの経験上、自分自身にとって有効であったやり方にアレンジしてゆくつもりです。
まずはGWであるこの一週間じっくり試行錯誤を繰り返すことで、本物のノウハウを確立させ、本物のスキルを身につける基礎を固めたいと思います。