続 カフェにて気づいたこと

前回の続きで、Facebookのお友達のカフェについて勉強になったことを書かせていただきます。
まず、その前に一つおことわりしたいことがあります。昨日のブログでは、「メニューの類いが用意されていない」とお伝えしたのですが、開店して1ヶ月経ち、ボロボロになっていたため、テーブルから下げられていたようです。
というのは、今日の同カフェのFBページで新しいメニューカードの画像添付があり、その旨のメッセージが書かれておりましたので。したがって昨日の私の推察は単なる思い過ごしであったこと、あらかじめご了承ください。
さて、それでは勉強になった点についてのご紹介です。
  1. 食器を片付けるのを急がない・・・一部のお店では、お客の回転率を高めるのを強く意識してか、食べ終わった食器があるやいなや、直ぐに片付けるところがありますが、こちらのカフェではそのようなことがなかったので、「ゆったり、落ち着いて食べられる」感がありました。
  2. お代わり用の水を入れた容器にハーブの葉(ミント?)が入れられている・・・ほのかな香りが加わるとともに、水の美味しさが増す効果がありますね。
  3. メニューの設定価格が他の店に比べ、割高・・・同じようなカフェに行くことがあまりないので、ついつい一般的な喫茶店や大手チェーン店のメニューの価格と比較してしまうのですが、ケーキセットを除いて、モーニングセットやランチの価格が、他店の約1.5〜2倍に設定されています。注文すれば、直ぐに提供される、いわゆるファーストフード的な出来合いのメニューと異なり、身体が喜ぶ「ハートフルフード」を作るための食材を厳選し、時間をかけて調理したメニューとなると、価格もそのぐらいになるのかもしれません。
  4. ターゲットとする顧客層は女性中心?・・・これはあくまで私の個人的な推察ですが、お店の内装などの雰囲気や前述のメニューの価格設定からみますと、女性をターゲットとしているように思えます。その理由として、①お店の営業時間が9:00スタートとなっており、会社勤めの男性がモーニングセットを食べにくるには少し遅い②一般に男性はモーニングやランチを選ぶ基準として「早い、安い」を重視する傾向がある。逆に女性、特に会社勤めでない専業主婦や学生の方は、「家族や友達と一緒に時間をかけてゆっくり食事をする傾向がある」また、「食材や料理の味も重視し、それに応じた価格の料理の注文にも躊躇しない」 などを考えました。
これら4点から、他店との差別化のヒントが得られるかと思います。また他の業種、職種にも応用できるかとも。
早速自分の仕事などに活用してみたいと思います。
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