できることだけに集中する

今回は、こちらのブログで今日気づいたことを三点書かせていただきます。

①今できることだけを実行し、できないことは、とりあえず棚上げしておく
「できることは、今すべきこと。できないことは、まだ機が熟していないこと。」と切り分けて、前者を繰り返し、積み上げてゆくことで、後者も実行可能になってくると思われます。
往々にして、できることより、できないことにフォーカスしてしまい、せっかくの機会を逃すことが少なくない気がします。「無い物ねだり」するばかりでなく、今あるスキルを上手に活かすことを考えましょう。
また、「下手な考え休むに似たり」と言われるように、無思慮は論外ですが、熟慮し過ぎて動けないのは、さらに良くないです。
ビジネス書などを読んで、「これは勉強になった」という箇所をノートに書きまとめるだけでなく、そこから一つ一つを実践しないと『宝の持ち腐れ』になります。(これはかなり自戒を込めておりますが…) 
また、思いついたアイデアの類いも実行してみる、または人に話してみることが大切です。予想したよりも効果が小さかったり、反応も少なかったりするかもしれません。それでも、何もしなければ、何かが起こる確率は0%のままです。
少なくとも「行った」ことと、その「結果」という経験を得ることはできますから。また、それを改善する方法も見つかり、それを実行することで、より良い結果を得ることもできるかもしれません。
「何もしないことが最大のリスク」という言葉をあらためて肝に銘じたいと思います。

②ルールを正確に把握する
「早ければ早いほど良い」と言われるようにスピードの速さは、ビジネスなどの鉄則ですが、これも「時と場合によりけり」ではないかと、思います。
例えば、こんな例がありました。
図書館で借りた本は、次の予約が入っていなければ、返却期限を二週間延長サービスがあります。そのサービスはネットでも申し込みできます。先週借りた本がの返却期限日である来週末の9/21(日)に別件で終日外出する用がありましたので、そのサービスを使って延長申し込みをしたところ、10/5(日)まで返却期限が延長されるつもりでいましたら、9/28(日)までしか延長できませんでした。つまり、二週間の延長サービスは、申し込みした日から二週間延長されるもので、当初の返却期限から二週間延長されるものではないということなのでした。
これも「早めに実践してみて初めて分かるもの」でした。
思い込みや先入観により、物事を正確に把握できていないことの何と多いことか、最後まで確認することが大切ですね。

③人の感性や感覚、価値観は十人十色。自分のそれらを絶対視しない
本当に当たり前のことですが、世代、性別、また環境などにより人それぞれの感性や感覚、そして価値観は様々です。気をつけないといけないのは、自分のそれらを押しつけるようなことはしないこと。
自分自身が行なって効果のあった方法も他の人の参考になるように紹介することはあっても、強制するようなことがあってはいけません。なぜなら、
・同じようにしても、違う結果が出ることもある
・その人のやり方の方が優れていることもある
のですから。
「(自分が)上手くできたやり方」にこだわらず、他の人の優れた手法を謙虚に学ぶ姿勢が大切ですね。

以上三点、ついつい忘れがちになりそうですが、これからも気をつけたいと思います。
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