「お勧めの本」から学ぶ、そして実践する

今回はFacebook の友達でリアルでもお会いした方が「2015年上期読んだ本1位」「人生は考え方次第でどうにでもなると改めて考えさせられました」と紹介されていた、添付写真の本「一日一生」を読んだ感想です。
著者はやく約7年かけて約4万キロを歩くなどの荒行「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう」」を2度満行し、その後も国内や世界各地を巡礼された天台宗大阿闍梨の方ですが、僧侶になるまでの人生は、「うまくいかないことの連続だった」と述べられています。
その方が語られる言葉は、ハッとさせられるものばかりですが、その中から特に座右の銘として、控えておきたいものを三つ紹介させていただきます。
「今日のできごとは今日でおしまい」
今日のことは今日でおしまい。しこりを残さない。恨みを明日に引きずらない。それは国家同士であっても同じこと。一日一日、生まれ変わったつもりで、新しい気持ちで出会うことができれば、世界もきっと穏やかになるだろうね。
思いあたるところだらけ、なかなか『大人』になれずに、感情に左右される自分自身を省みて、改めなければならないと思うのでした。

「自分は何のために生まれてきたのか、なにをするべきか問い続ける」
何をやるにしても「何のために、何をもって」と考える。これが意外に奥が深くて、何でも通用する。たとえば会社に入ったとしたら、会社のために仕事をするんじゃなくて、自分の人生として、こんなふうにやるべきだと考えて、やればいい。
「一隅(いちぐう)を照らす」とはそのことなんだよ。「温故知新」も故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知る。これからどう生きるか……というのが温故知新の本当の意味だからね。
他の方の本で、「人生に意味など無い」と書かれていたのを読んだこともありますが、人によって人生観はさまざまです。私自身は、「何のために生まれてきたのか」を追求し続けたいと思います。

「知りたいと思ったら、実践すること」
この線くらいまでなら勉強した、このくらいまでなら習ったこともできるかもしれない……というところで、実践に入っていくといい。実践の中でいろんなヒントを受けたり、アイデアが浮かんだりする。
「実践(実戦)に勝るトレーニングは無し」は常日頃から心がけていますが、上記の内容を読んで、あらためて自信を持てました。

この他にも、勇気づけられたり、心が洗われるような言葉がたくさんあります。何度も繰り返し読みたいと思える本を紹介いただき、感謝です。
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