「自己流」目標達成のコツ三つ

今回は、昨日設定した目標について、プランや具体的な行動について考えを巡らせる中でポイントとして気づいたことについて書かせていただきます。

まず、目標に向けてのモチベーションを維持する秘訣として、目標そのものの内容です。
個人差はありますが、人は「利己的なもの」だけでは、やる気を持続させることは難しいと思われます。逆に誰か他の人を喜こばせる「利他的なもの」であれば、不思議とモチベーションが維持できることが多いように思われます。
その理由として、「人は自分自身のことだけでは、本気になれない」ということが挙げられます。それも、『他者からの評価』というものではなく、自身の価値観に基づく、「誰かのため、または社会のために行なう」という使命感(ミッション)のようなものがあれば、苦難をそうとも感じないほどの力を発揮できるものではないかと考えます。

次に、普段の行動の積み重ねで「いざという時に発揮できる『力』を蓄えておく」ことです。ここで言う「力」は、知力、体力、そして(ある程度の)経済力などをさします。
目標達成までの期限を決めておかないと、いつまでも達成できない「夢のまま」に終わってしまうことになりかねませんが、時には予想以上に早く、達成できるチャンスが現れることも少なくありません。その時に「二の足を踏む」ことのないように、常に『臨戦態勢』でいられるかどうかが大切です。そのためには、
  • 観察力や決断力を鍛えるための情報収集と分析訓練(決して難しいことはないです)
  • 健康を維持するための(無理のない範囲での)体力強化
  • お金の上手な使い方(勉強中です)
を意識して実践することが必須になってきます。

最後のポイントとして、「『客観的視点』で冷静にモニターする」があげられます。
一つ目の、「目標に向けてのモチベーションを維持する秘訣」とも重なるところがありますが、常に目指す方向がズレていないかをチェックするためにも必須となる項目です。
まず、以下中谷彰宏氏の言葉(ゆほびが12月号)からの引用をご参照ください。
「自分が成功するより、友達を成功させるほうが、よりよいアイデアが出ます。どうすればいいか、客観的に見られるからです。(中略)自分が主役になるのではなく、主役を盛り上げる人に、運がやってくるのです」
確かに、自分自身のことを100%客観視することはできませんが、
「人のふり見て我がふり直せ」
の言葉もあるように、
他人のことは良い点も、悪い点も含めて、言葉どおり『客観視』できます。
その他に、
「他者は自分自身の鏡」
という言葉もあります。自分自身の言動に対する相手の反応からも、多くの情報を得ることもできます。(それを気にし過ぎるのは良くありませんが…)
また、
「情けは人の為ならず」
とも言われるように、直接的には他者のために行なった行為の結果が、
  • 信用(信頼)度のアップ
  • いざとゆう時に協力が得られやすくなる(「困ったときはお互い様」)
  • 自身の経験値とスキルアップにつながる
など、最終的には自分自身にも好影響を与えることになります。その利点を見逃す手はありません。
以上、まとめますと、
  1. 目標に向けてのモチベーションを維持するために、目標は「利他的なもの」にする
  2. 普段の行動の積み重ねで『力』を蓄えておく
  3. 『客観的視点』で必要に応じて、軌道修正を行う
です。実際にこの三つを意識して、目標を達成してゆきます。
f:id:pockkun:20151124184133j:image