経験を記録、分析し『自分マニュアル』を作る

「経験は最大の財産のひとつ」と考えておりますが、自分自身の経験だけでなく、他者のそれについても参考になることは『財産』であると考えています。その具体例を今日の経験からあげさせていただきます。ひとつめは私自身の経験です。
ある人と会う予定を書きとめたはずなのに、記録したはずなのに、手書きのメモにも、車内のグループウェアのスケジュールにも見あたらず、少しあわてることがありました。
先週の木曜日に受け付け、今日月曜日に会うアポイントでしたが、時間が13:00だったか、15:00(3:00pm)だったか、確かめようとしたときに、それに気づくことに。
記憶では15:00からと憶えていたのですが、いまひとつ自信がないまま、13:00にその人が現れないので、やはり15:00だったかな?
と一安心していましたが、その10分前に、PCのデスクトップ画面に突如、その予定のリマインダー表示が現れました。
「そうか!先週から使い始めた、スケジュールソフトに入力したことをすっかり忘れていた!」ということにようやく気づいたのでした。
ここで実感したことは、
  1. 新しい手法を取り入れたら、古い手法もその分だけ減らす必要がある
  2. 経験の「リマインダー」として日記を書いたり、記録を取っておく
の二つです。
「あれも、これも、と欲張ると、ろくなことがない」と言われますが、これは何もモノに限ったものではなく、ノウハウについても同じことが言えるのではないかと考えました。
1日24時間という限られた、しかし誰にも平等な条件の中で、すべての習慣をとどこおりなく行うことは不可能です。習慣を新しく増やすので、あれば古い習慣をその分だけ減らすのは必然と言えます。
次に、「リマインダー」として日記を書いたり、記録を取っておく必要についてですが、
どんなに貴重な経験も時間の経過とともにその細部は忘れてしまいがちです。
それを防ぐためにも、キーワードや短い文章でもよいので、書き残しておくことが重要になってきます。
それを貯え続けることで、自分自身の行動や反応パターンを把握し、それをコントロールすることができる『自分マニュアル』も作成できます。その詳細については、明日他者の経験からの学びと合わせて、紹介させていただきます。
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