インプットよりアウトプットを心がける
「読めるけれど、書けない漢字が増えた」とよく耳にします。
私自身も実際にそうなのですが、文書を書くにもパソコンのソフトやスマホ(iPhone)のアプリを使うことがほとんどになり、手書きで書く機会か激減していることが、最大の理由の一つと思われます。
母国語の日本語でこのような状態で、いわんや英語などはそれ以上に「読めるけど、書けない」ことが頻繁にあります。
これを克服するための方法の一つとして、読んだ文章で、日常的に使う可能性があるものは、
ノートに書き写して、音読または繰り返し書き出すことにしています。
考えてみると、基本はすでに学んでいるわけですので、あとはそれを仕事を含めた日常生活にどのように応用してゆくかが重要です。
つまり、最低限必要なことはすでに学習済みで、後はそれを実用できるように練習するだけなのです。
「新しく学習するのではなく、すでに学んでいることを練習する」
というふうに視点を変えることで、今まで気づかなかったことが見えてきます。
これにより、今まで外部に求めていた可能性が、すでに自分の内側に備わっていることか分かり始めてきます。
後は実践あるのみ。次回はその実例を紹介させていただきます。