漫画から学べることも貴重

今日は久しぶりに京都国際マンガミュージアムに行ってきました。
アニメ化はもちろん、ドラマや映画化されて話題になっている漫画のいくつかをチェックするのはもちろん、子ども時に読んだ作品も楽しむためです。
三連休の中日ということもあり、来場者数も多く、家族連れや友人同士のグループ、カップル、そして外国人観光客も数多くいました。
一部の人気作品は、英語だけでなく、各国語に訳されたもののコーナーもあります。
座席も決して少ないとは思わないのですが、それでも座りきれない人が多くおり、二階及び三階に続く階段の両端に直に座り漫画を読んでいる人か多く、さらには読む本を何冊もキープしているのはよいのですが、なんと床に直置きしているのには、眉をひそめざるをえませんでした。
図書館でも数冊の本を床に置いたまま、他の本を読んだり、探したりする人をよく見かけますが、有料の施設で入場料も払っているとはいえ、ここではそのような扱いはさけるべきとかと。
話が脱線してしまいましたが、目的のマンガはもちろん、気になっていた作品も読んで気づいたことは、作品のストーリーはもちろん、その分野や背景に関する詳細な情報をもとに創作されているということでした。
まさに今の社会情勢をもとに考えられた近未来の作品しかり、日常生活でも大きく関わるコンビニを舞台にした、独特のキャラクターによる作品しかりです。
また、それぞれの作品の中で、各キャラクターに感情移入したり、それぞれの行動を「疑似体験」することで、何かしらのヒントやアイデアなど得るものもありました。
以前、映画はその国の文化や歴史、さらには社会情勢を理解するのに最適のメディアの一つと聞いたことがありますが、日本を代表する文化の一つでもある漫画にも同じことが言えます。
「漫画は子どもが読むもの」といった既成概念による『食わず嫌い』にとらわれず、たまに読んでみるのも有効ですね。
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