集中力も「ほどほど」が一番

成功した時や好結果を出した時は、考えられる理由を明確にしておくようにして、仮説を立てるようにしています。
その理由も、
内的要因:自分でコントロールできるもの
外的要因:環境など自分でコントロールできないもの
の二つに大別して、次回もそれを試してみることで、その効果を検証することにしています。
もちろん、期待したほど上手く行かない時もあります。その方が多いと言っても過言ではありません。ただし、そのときも結果を記録しておき、改善点をリストアップしておきます。
実例を挙げますと、昨日、地域のグランドゴルフ大会がありまして、運良く初優勝することができました。
2013年11月に5位に入賞して以来です。
その入賞時も、細かく内的要因と外的要因を分析記録して、次回に活かそうとしました。
【内的要因】
①クラブとボールは好きな色の一つ、緑色のものを選んだ。
②手袋は、滑りにくいゴム製のものを使用。
③それぞれのショットの時に、出したい結果をイメージしてから、打った。
例えばホールインワンや、二打目を打つ時は、ポールに入ったところをイメージしながら、それを追体験する感じで。
【外的要因】
①一緒に回ったチームにその時の優勝者がおり、その人について行くことで、普段の実力以上のものを発揮できた。
②天候も穏やかで、気温も暖かくて過ごしやすかった。

です。少なくともコントロールできる、内的要因だけは、きっちりと実行してきました。
しかし、この後は鳴かず飛ばずの状態が続き、
入賞はおろか、10位以内にも入れませんでした。
そこで、メンタル面の切り替えをはかってみたところ、昨日の初優勝を達成できたわけです。
その切り替えとは、
「入賞(結果)に執着し過ぎず、さりとて投げやりにならず、ほどほどの集中力とモチベーション(やる気)で取り組む」
というものです。
結果にこだわり過ぎると、動きが固くなりますし、集中し過ぎると視野が狭くなり、周りの状況が見えなくなります。
逆に、意識が散漫過ぎると、目標を正確に捉えることができなくなりますし、行動もピントが合わないものになりかねません。
そこで、どちらにも偏らない、ニュートラルな意識状態を保つことで、身体にも力が入り過ぎず、また脱力し過ぎないことで、必要な動きを必要なタイミングで発揮できる最適な状態にチューニングできることをことを発見しました。
これを『新しい道』を切り拓くきっかけにしてみます。
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